Talend Open Studioでのログ結果の改善[ステップ5]

このチュートリアルは、「Talend Data Integration Cloud」シリーズの一環であり、実行したジョブについてTalend Cloud内で表示されるログ結果を向上させる方法を紹介します。

Studio内からの特定のアクションやコンポーネントを使用して、Talend Cloud内でより優れたロギングを提供できます。クラウド統合のデモプロジェクトをインポートすると、ジョブレットと呼ばれるものも受け取ります。これらは再利用可能な統合アクションであり、Talend Cloudにパブリッシュされたジョブを含め、あらゆるジョブに含めることができます。

ジョブレットのコンポーネント

この例では、ジョブが実行されると、ジョブレットが高度なロギングを開始してTalend Cloud内で表示します。このジョブレット内では、さまざまなコンポーネントが連動します。

1つ目はCatch Errorコンポーネントです。これは、ジョブが実行されると、ジョブ内でいつでもエラーをキャッチしてDeveloperLogと呼ばれるtActionLogコンポーネントに渡します。ここで、開発者ビューでログがエラーを表示する場所と方法を指定できます。ご覧のとおり、このビューは非常に複雑で、多様な詳細が含まれます。

次のコンポーネントは、エラーを単純なメッセージとして表示する一般的なUserLogを処理します。これは、平均的なユーザー向けとして適しています。

最後に、ジョブ内のエラーが実際にジョブ実行の失敗を引き起こさなかった場合、このフローはtActionFailureコンポーネントを使用します。これは、実行後にTalend Cloud内でハード障害を示すために設定されます。

ログ表示の改善

これらのすべてのコンポーネントは、一体的なジョブレットとして使用できます。または、特定の方法でログ表示に影響を与えるために、フロー自体の中に単一のコンポーネントを実装できます。

たとえば、ログに別の行を追加して、ファイルに書き込まれたレコード数をリストできます。そのためには、tActionLogコンポーネントを追加し、それをDropboxPutに接続します。これが[On Component Ok]をトリガーするように設定します。すべての一般ユーザーにログ内のこの行を表示させたいので、ここで[User]を選択します。「records written to file」と入力し、行数コードのパスをドラッグアンドドロップします。再パブリッシュした後、Talend Cloud内のログ内にその行が表示されます。

次に、Talend Cloudに移動します。以下がジョブの前回のログです。ジョブレットと追加のtActionLogコンポーネントを実装してTalend Cloud内で再実行する前は、1行の一般的なメッセージでエラーが表示されていませんでした。

しかし、もう一度ジョブを実行して、ログにどのように影響するかを見てみましょう。今度は、ユーザーレベルのログに、行数と実行の成功に関するコメントが表示されます。

このジョブにエラーを含め、最後にもう一度実行しましょう。このスラッシュを逆スラッシュに変えると、ログはどのように変化するでしょうか。今度は、失敗のメッセージが表示されます。ログに移動しましょう。開発者ログは、エラーに関するより詳細な情報を示し、修正のために何をする必要があるかについて情報を提供します。

Talend Cloudの使用開始について学ぶため、このチュートリアルシリーズをご活用ください。次回は、Talend CloudのTalend Management Consoleを取り上げます。Talend Data Integrationを無償でダウンロードして、皆さんも実際に操作してみてください。

| 最終更新日時: June 25th, 2019