アドホックインテグレーターとシチズンインテグレーターの登場

アドホックインテグレーターとシチズンインテグレーターの登場

  • Stephanie Yanaga
    Stephanie Yanaga is a Product Marketing Manager focusing on Talend’s free and open source products. In this role, Stephanie will be involved in the open source product strategy and will also work to ensure the Talend open source community has the resources needed to continue to thrive. Prior to joining the product marketing group in January 2018, Stephanie spent two years in Australia building out Talend’s APAC presence.

この数年間にデータ業界で起こっている変化によって、「アドホックインテグレーター」と「シチズンインテグレーター」という新しいタイプのユーザーが登場してきました。 Wすでに多様なデータワーカーが企業情報にアクセスしていますが、さらにこれらの新しいカテゴリのメンバーが加わったことになります。このため、企業はデータセキュリティとデータガバナンスの戦略に対するアプローチの再考を迫られています。 データエンジニアとは異なり、この新しいカテゴリの「シチズン(市民)」は、必ずしも日常業務の一環としてデータ統合を利用しているわけではありません。それにもかかわらず、活発な動きが見られます。

では、これらの「シチズン」とは具体的にどのようなインテグレーターなのでしょうか。ガートナーによると、アドホックインテグレーターには、アプリケーション開発者などのビジネス部門の開発者が含まれます。開発の一環としてデータ統合を必要とすることがありますが、データ統合は必ずしも日常的に継続して発生するタスクではありません。 シチズンインテグレーターには、データサイエンティストやデータアナリストなど、それぞれの主たる業務のためにデータを統合する必要のあるビジネス部門内のデータ専門家が含まれます。

イノベーションがもたらす知見獲得のチャンス

データソースの増加に伴ってユースケースも増加し、データ駆動型のビジネスを実現する機会があらゆる部分で生まれています。 Kafkaのようなストリーミングデータ処理テクノロジーを大規模に導入することによって、ビジネスでのデータ利用が加速し、IoTやクリックストリームのデータ分析が実現可能になっています。

同時に、Apache Sparkのようなオープンソースのビッグデータテクノロジーは、増大するデータの処理と分析のためのフレームワークを提供します。Amazon Web ServicesMicrosoft Azureなどのクラウドサービスプロバイダーも、企業全体のデータ駆動プラクティスを支援してきました。これにより、あらゆる規模の企業がオンプレミスのテクノロジーでこれまで必要とされた資金やリソースを投入せずに、より多くのデータを格納、処理、探索できるようになっています。

これらのイノベーションが、サプライチェーンからマーケティングまでのほぼすべてのビジネス部門において、通常の日常業務から戦略的イニシアチブにわたるまでの多様な選択肢を把握するために、データを活用できる環境を生み出しています。 さらに、あらゆる市場において、正確な知見を取得し、それに基づいて行動することが競争優位性となっています。 つまり、不正確な分析や知見獲得の遅れによって、不利な状況に陥る可能性があるのです。業界や顧客のニーズを認識するのが遅れ、競合他社に先を越されると、市場シェアを奪われかねません。

競争力を維持するために企業が雇用している多数のデータサイエンティストとデータアナリストは、トレンドを特定し、ビジネスの各セグメントが実行可能な知見を明らかにします。

これまでとは異なるインテグレーターの登場

IT部門にとって、データソースの増加を管理するとともに、急激な勢いで増えているアドホック/シチズンインテグレーターからの分析用データセットの要求に応えることが難しい場合があります。 残念ながら、多くの場合にIT部門がボトルネックになっているため、アドホック/シチズンインテグレーターは、分析に必要なデータにアクセスするために何日も(または何週間も)待たされることがあります。どれだけ早く知見をするかというこtが、業界におけるリーダーとなるかどうかの差別化要素となっている現在、これは見過ごせない問題です。

結果として、ビジネス部門の開発者、データサイエンティスト、データアナリストは、すぐにデータを使用して分析を開始したい場合、データの統合と準備に自分自身で対処することになります。

統合の未来:新しいインテグレーターを漏れなく支援する

データ統合の分野でアドホック/シチズンインテグレーターがますます重要な役割を果たしていることを説明してきました。では、今後はどのような方向性をとればよいのでしょうか。

リソースが足りないIT部門から軽視されたり完全に無視されたりすることの多いアドホック/シチズンインテグレーターは、分析用のデータ収集/クレンジング/準備のためにツールを独自に見つけるようになっています。 AIT部門の権限の範囲外となって監督やガバナンスの及ばないツールを使用することがあります。 こレラのツールを使うことで、アドホック/シチズンインテグレーターはデータを迅速に準備できますが、その一方で監視/管理されないデータによるリスクも生まれます。

データセキュリティとデータガバナンスの問題がしばしば大々的に報道されている現在、誰がどのデータにアクセスし、データを何に使い、どのようにデータを格納しているのかを企業内で管理することが非常に重要です。このレベルのガバナンスを達成するためには、企業は人、プロセス、製品に焦点を絞る必要があります。

まず、組織内でデータを扱う者は、データ管理がチームスポーツ型の活動であることを理解する必要があります。また、どのようなチームでも言えることですが、各人が自分の役割を理解する必要があります。 さらに、自分の役割を理解することと同じくらい重要なのは、相互のやりとりによりチームに貢献して、可能な限り正確なデータ(続いて知見)を得る方法を理解することです。 データ管理は複数のチームにわたって行われることが多いため、相互のやりとりの一部について、全てのチームがプロセスに合意していることが重要です。 最後に、データチーム内のすべてのメンバーを支援する製品を見つけることも重要です。この製品は、メンバー間で設定されたプロセスを運用化できるとともに、IT部門が常に管理できるものでなければなりません。

データ統合と分析の環境が変化する中、データを扱う人々、相互のやりとりで使用されるプロセス、これらの人々とプロセスをサポートする製品もすべて変化しています。皆様の組織は、新しいインテグレーターを支援して力を強化する準備ができているでしょうか。

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